山口サビエル記念聖堂は緑に囲まれ、ちょっと小高い丘の上に建っています。四季折々の花や空の様子が真っ白い建物を引き立てています。全画面で見るを選択すると他の写真も見ることができます。
山口市では、12月に入ると”日本のクリスマスは山口から”というキャンペーン行事が始まります。サビエル記念聖堂もその行事に協力して聖堂をライトアップします。そして、12月24日静かに降誕ミサが始まります。
山口サビエル記念聖堂のステンドクラスは伝統的な教会のステンドグラスと比べると少々斬新かもしれません。その一画一画にそれぞれ意味があります。季節や時間によりこのステンドグラスは様々な表情を見せ聖堂内を照らします。天井から吊り下げられた十字架はイエス・キリストの受難を表し、ステンドグラスの色を捉えて希望の光へと輝きます。
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1889年初代神父として山口入りしたヴィリオン神父は「米屋町のかわいい家」(現山口銀行米屋町支店)と称する家を借り、そこで6年間活発な宣教活動を行っていた。その後、1895年(明治28年)に今道町43番地(現在、裁判所の建物がある辺り)に移転した。これが本格的な山口カトリック教会の聖堂の始まりとなった。今道教会は杉垣で囲まれ、門から聖堂迄の道はヒノキの大木、八重桜、梅の木その他一杯の木々に覆われ、それぞれの季節には花と実をつけて、楽園のようだったと言われていた(1990年発行復起百年史より)。なお、ここに掲載した写真は当時の感じが分かるように白黒写真をカラー化しています。
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